シャーリング点検整備

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弊社にあるシャーリングの点検整備がありました。

メーカー:アマダ
型式:H-2013
製造年:1989年制
もう30年になるベテラン選手です、弊社での稼働率は低いのでまだまだ使用できるのではないでしょうか、しかし今後必要になる修理部品がメーカーにあればの話になります。

後ろの写真です、真ん中にバルブが付いていてここから古い作動油を抜きます、メーカーエンジニアさんによると、抜いた後の給油は機械上部の給油口から入れれるようになっているのだけど、そこにたどり着くまでに色んなものを外さないといけないらしい・・・・。
その為、新品作動油の給油は、ポンプ使用しドレンバルブから入れるそうです。
ちなみに交換した作動油は全部で230L!大量・・・グレードは46番だそうです。

メーカー純正オイルです。(写真を撮らせていただきました)
弊社のシャーリングは13mmまで切断可能です、油圧+ガス圧で切る構造とのこと、油圧で歯を入れガス圧の一押しで一気に切ると教えていただきました。
一押しのガス圧が重要なようで、装置に現在のガス圧が確認できるメータがついています。


このメーターですが、正常値は100kg、弊社の機械は30kgくらい・・・・。
かなり弱っているらしいといいますか、このままだと100%性能が出ないのでガスを貯めているアキュームレーターが要交換とご指摘いただきました・・。
早めに直さないと。(汗)
製缶業だけにかかわらず、設備の定期点検はとても大切です、会社の生産能力に直結しまから。


ちなみに歯も交換しました、切断時に素材を当てるレール側ばかり使うことになり欠けることがあるそうです。
以上シャーリング点検整備でした。